2021 August

 

 
 
 
8月に入るといよいよ夏本番、猛暑日が続きとても暑い今年の夏。夜は早く休むので軽めの美容プレート、旬のトマトとアボカドとブロッコリー、鶏むね肉かボイルしたサーモン、アーモンドや黒ゴマがマストアイテム。グラス一杯のワインをお供に。

 

   
 
 
灼熱の太陽は目を射るようで事務所のブラインドも下ろしたまま、ランチにはさっぱりしたスパゲッティ・ア・ラ・ケッカ。イタリア語でトマト入りパスタという意味の半冷製、少し熱の入ったトマトとバジルが香る夏らしい一品。

 

   
 
 
久しぶりに軽井沢に到着すると友人からお心篭りの手作り野菜の籠が届く。いんげんや獅子唐はさっと茹でプチトマトとキュウリはポン酢和え、小エビのかき揚げをお蕎麦に載せてゴキゲンなランチに。採れたての野菜たちは見ているだけで元気になれそう。

 

 
 
軽井沢の定番ディナー、久々にステーキの準備。人参は面取りをしてグラッセに、新じゃがは皮付きのままボイルしてピーマンといんげんはバターで炒めておく。付け合わせがスタンバイしたところで赤ワインに漬け込んでおいたお肉を焼く。香ばしく焼けたミディアムレアのお肉は柔らかくジューシー、ノンアルコールの赤ワインをお供に。

 

 
 
お素麺は冷製でも温かいにゅう麺でも、つるつるとした喉越しと華奢な食感がとても美味しい。ナスの肉味噌炒めを添えた中華風は胡麻油の香り豊かな我が家の定番。少し肌寒い日には煮びたしを載せたにゅう麺も美味しい。

 

   
 
 
軽井沢の旧道に昔からある鳥勝、毎年夏のお誕生日にはローストチキンを買ってもらうのが楽しみだった。パリに暮らすようになってからマルシェでチキンの焼ける匂いに軽井沢を思い出したもの。旧道で友人にバッタリ、「鳥勝のローストチキン、半分こしない?」素敵なお誘いも嬉しく今晩のディナーは懐かしいメニュウに。

 

 
 
暑い日が続きディナーには冷えた白ワインやロゼワインが恋しい。色とりどりのプチトマトとモッツァレラチーズにはバジル、枝豆と桜エビには挽いた黒胡椒、グリルした鱈にはパルメザンチーズとハーブやスパイスがワインの美味しさを引き立てる。アペリティフのような軽めのディナーの後はアトリエでもう一仕事。

 

 
 
 
お料理好きの義母から届くお惣菜はいつも楽しみ。家庭菜園で採れた胡瓜のお漬物はほのかに焼酎が香り、奈良漬けとも違う不思議な食感。ご飯のお供はもちろん、和風サラダのトッピングにしても美味しい。

 

 
 
 
猛暑が去り台風が上陸すると延々と雨が続き梅雨寒のような冷んやりした夜、久しぶりに赤ワインを開ける。お供には熟したチーズとカツオのグリル。デキャンタに移した赤ワインの香りがテーブルに広がり、お盆前の忙しさも終わりほっと一息。

 

   
 
 
今年はトマトが豊作のようでマーケットにも様々なトマトが並ぶ。珍しい生姜と併せるレシピに初トライ、生姜の辛さがトマトの甘みを引き立てお素麺の付け汁にするとサラダ麺のようでとても美味しい。大きなガラスの器に氷と浮かぶお素麺は夏の定番ランチ。

 

 
 
 
パリではチーズのバリエーションも豊富で毎日違う種類のチーズを楽しんでいるけれど、東京ではカマンベールかモッツァレラチーズが定番。完熟トマトと合わせてフレッシュなバジルをトッピングしたカプレーゼ、メロンやマンゴーには生ハムとオリーブを添えて。お供には冷えたロゼのスプマンテを。

 

 
 
 
今年もお誕生日のディナーは我が家で。鯛やイカのアクアパッツァは完熟トマトたっぷりでジューシーな味わい、大ぶりのフレッシュバジルをあしらって。パリのレストランでお祝いした若い頃を懐かしく思う。

 

 
 
 
タイを訪れて以来そのバリエーションの豊富さにすっかり魅了され我が家でも再現。ソムタムという青パパイヤのサラダ、日本ではスイカの皮で代用するという珍しいレシピ。チェンマイのナイトマーケットを思い出すスパイシーで爽やかなサラダ。

 

 
 
 
淡泊で軽く真っ白な色とフワフワの食感が楽しいモッツァレラチーズは暑い日のディナーやアペリティフにぴったり。生ハムやオリーブを併せて毎日でも頂きたいけれどカロリーもそれなり。生ハムの代わりにボイルしたサーモン、チーズの代わりにはお豆腐を使ってみる。アオサの入った刺身蒟蒻はサラダのようで彩りも美しいダイエットバージョン。

 

   
 
 
暑い日に少し冷やした赤ワインもなかなか美味しいモノ。お供にはスパイシーなひき肉とチーズを載せたジャガイモのガレットとキャロット・ラぺ。レーズンとクミン、オリーブオイルで和えた人参のサラダはパリのビストロの定番メニュウ。サンジェルマンに帰れる日が早く来ますように・・・。

 

 
 
 
太りやすい体質なので恒常的にダイエットはしているけれど、時々どうしても食べたくなるアップルパイ。レーズンと豆乳グルトを添えて香ばしいコーヒーとの相性もぴったり、ゴキゲンなおやつタイム。

 

 
 
長雨がようやく終わったかと思うと再びの猛暑、辛いタイ料理で残暑を乗り切りたいもの。チェンマイのナイトマーケットで見たサラダの屋台、青いパパイヤが次々と木の臼で混ぜ合わされ彩り豊かな一皿に。モチモチの麺が美味しいタイ風焼うどん、パットタイも再現。

 

 
 
 
最近すっかり我が家の定番食材になりつつあるモッツアレラチーズ、友人から教わった新しいレシピ「桃のカプレーゼ」にトライ。桃の酸味と甘みが淡泊なモッツアレラチーズを引き立てバジルとレモンのソースがアクセントに。ピンクの桃と真っ白なチーズ、鮮やかなバジルソースが美しい素敵なアンティパスト。

 

   
 
 
新鮮なシーフードを見つけるのはなかなか難しいパリで、唯一いつもフレッシュなビュロ貝。日本では「バイ貝」と呼ぶらしい小粒の貝、塩とオリーブオイルを入れた鍋で水から茹でる。南仏名物のニンニク入りマヨネーズ「アイオリ」を添えて冷えたロゼワインをお供に。

 

 
 
タイを旅して以来ココナツミルクやパクチーなど個性的な香りが楽しいタイ料理の大ファン。本場のタイ料理は辛いモノが苦手な私には少々難しいけれど我が家では唐辛子を控えめにアレンジ。パクチーをたっぷり添えたパパイヤのサラダ、青パパイヤの代わりに使うスイカの皮は抗酸化作用のあるスーパーアミノ酸「シトルリン」を含む数少ない食品。

 

 

 
 
 
diary index 長雨の後は酷暑が続きコロナの感染爆発・・・、劇的な8月もようやく終わりほっとする。〆のディナーに久しぶりにローストビーフを焼く。 オーブンを使わずクリステルのお鍋で作る新しいレシピ、保温性の高いお鍋のおかげでゆっくり火が通るのでお肉も柔らかく焼きすぎの心配もない。お供には少し冷やした赤ワイン、バジル、マスタードヴィネガー、グレービーと3種類のソースを添えて。 page top

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